第28回学術集会 会長挨拶
 私たち看護職者は、プリセプターや実地指導者として新人看護師を支援する、実習指導者として看護学生を
支援する、教育担当者や看護管理者として組織全体の看護職を支援する、同僚あるいは後輩教員を支援するなど
様々な形で教育役割を果たしています。日々の課題が山積する看護実践、教育実践の場に身を置き、時に、自分
の本務を全うすることで精一杯だと感じることもあります。それでも、このような役割を遂行しているのは、
知識や技術、経験を伝え、分かちあうことが、看護の質保証にとって不可欠であることを私たちが自覚している
からにほかなりません。看護職者が、教育役割を遂行し、看護職者の教育を担うことは、専門職として自律し、
責務を全うするための要件です。
 日本看護教育学学会第28回学術集会は「看護職者の教育役割遂行に向けた知の集積」をメインテーマとしまし
た。看護に求められる役割がより広く、複雑化している今だからこそ、看護職者が教育役割を効果的に果たし
いくためにどうしたらよいのか、研究成果として集積された知をどのように活用していけるのかを皆様とともに
考え、課題を克服していくためのヒントが一つでも得られる学術集会にしたいと願い、準備を進めております。
 皆様、是非、ご参加ください。心よりお待ちしております。

第28回学術集会会長 山澄 直美(長崎県立大学)